初めて依頼する場合

品質を比べよう

印刷機

ずっとやりたかった同人活動を始めるとき、どのような印刷をするかもとても大事な選択の一つであると言っていいと思います。自力で行えるコピー誌はお手軽ですが、せっかくならプロの業者に頼んできれいに印刷してもらいたいものです。ところが現在は同人活動が隆盛であることも手伝って非常に多くの同人印刷会社が存在していて、始めての利用だとどんなところに頼めばいいのか迷うこともあります。 まず大事になるのが金額のことだと思います。この点に関してはどんな質の紙を使うかや印刷部数、また紙のサイズなどの諸条件によって変動があり、またオンデマンド印刷とオフセット印刷によっても価格が変わってきます。一般にオンデマンドは印刷に掛かる時間が短く少ない部数に向いており値段も安く設定されいます。一方高品質を求めるのなら値段は高めになりますがオフセット印刷を利用したほうが断然良いでしょう。そして同じような条件でも料金は各印刷会社によって違いがあり品質にも差異があります。なので、分からないことがあったら、同人活動をしている知り合いを頼ったりインターネットを活用したりして自分に合っている業者を探して下さい。 それから最初のうちは予算はもちろんのこと時間的な面でも無理をしない範囲で、余裕を持って印刷の依頼を行なったほうが良いでしょう。せっかく予約をしていても締め切りを守れなかったら台無しになってしまいます。ゆっくりとしたペースで同人活動を楽しんほうが良いのではないでしょうか。

心がけたい点

CMYK

同人誌を印刷会社に依頼して制作するのは初めてという方が、よく見落としやすい事や知っておくべきことがあります。印刷会社に依頼する同人誌の場合、中綴じで作成するとページ数の数え方は4ページが基本になります。4で割れないページ数にしないように気をつけることが大事です。原稿の書き方については、絵や漫画をページの端まで描く場合は本を断裁する事をふまえてタチキリ線の部分に塗り足しが必要になります。タチキリ線の部分にまできちんと絵を加える事でキレイな仕上がりになります。また、見開きページの場合もページを開いた時に上手く左右の絵が繋がって見えるようにそれぞれの原稿に重なる部分を書いておく事で、ノドの部分も繋がって見えます。また、見開きにした状態で中心になる部分に文字を書いてしまうと読めなくなる可能性があるので注意が必要です。デジタル原稿の場合はデータの解像度を印刷会社が推奨するものにしたり、印刷会社に対応しているメディアでの保存が必要になったりします。同人誌を制作する際にどのデータ保存方法を使用するのか、確認しておくとスムーズに入稿ができて便利です。カラーイラストを同人誌の表紙に使う場合は、使用するインクの関係で色のバランスとして肌色が元の原稿とやや違う色に発色するので、インクの種類を考えてカラー原稿を作成するとイメージに近い仕上がりになります。入稿時にデジタル原稿の場合はデータが合っているか、アナログ原稿の場合は梱包をしっかりとさせて原稿が曲がったり濡れたりしないように気をつけて配送します。直接入稿の場合はあらかじめ電話で確認しておくと確実です。

イベントに間に合う納期

色見本

同人誌を作成する場合に気をつけたいのは、イベントの開催日に納期が間に合うかどうかという点です。例えばコミックの同人誌の場合、全国的に有名なイベントに出品します。それによって注目を浴びることもあるので、納期に間に合うように印刷会社を選ぶ必要があるのです。最近はオンデマンドで安く同人誌を制作する印刷会社が多いので、業者の選び方も重要です。チラシ印刷などが専門の印刷会社などに頼むよりも、同人誌の印刷を多く手がけている実績のある印刷会社を選んだ方が安心できます。同人誌の実績のある印刷会社なら、入稿の手順やデータの作成方法などを心得ているのでスムーズに作業が進みます。オンデマンドで作成する場合はほとんどがデジタル原稿になります。もし手書き原稿で入稿する必要があるなら、事前に可能かどうかを確認する必要があります。発注してから手書き原稿は不可能とわかると、印刷できなくなる恐れがあります。オンデマンドの印刷の場合、値段が安くてスピーディーに作成できるのが特徴です。しかし入稿までにデータ原稿などをしっかりと揃えておかないと、納期に間に合わないこともあります。印刷会社が思ったより遠隔地にある場合などは、交通事情や天候に左右されて遅配になる可能性もあります。できれば電車や車で行ける距離にある業者に頼んだ方が、万一の時には安心です。自分で取りに行くことができますし、緊急時の打ち合わせなどを行うことができるからです。